ITパスポート試験を受験しましたので、感想を書きます。ちなみにITパスポート試験はIパス(アイパス)という略称で呼ぶそうです。ITパスポート試験
ITパスポート公式サイト:
ITパスポートの難易度や対策、どれくらいの勉強が必要かなどあくまで個人的な意見を書いていますので、参考と思ってみてください。
【目次】
ITパスポートとは
ITを利活用する社会人が備えておくべき基礎的な知識が習得できているかを試すものです。
パソコン、インターネット、スマホなどが普及し、仕事でもITが欠かせなくなりました。そして多くの企業がITパスポートの取得を推奨するようになってきていますね。
これはITの開発に携わる人だけでなく、従業員全員のITリテラシーの醸成が必要と考えられているからではないでしょうか(※ITリテラシーとは情報活用能力や情報活用力などと訳されたりします)。リスク管理やモラルも含め適切にITを活用する能力を企業全体として高めたいということではないかと思ってます。
これからは社会人として最低限の必要な知識の指標として取得するのが当然という流れになっていくのかもしれまないですね。
ITパスポートの難易度
正直言って合格するだけであれば、難易度はそれ程高くないと感じました。同僚などにも受験した人が数人いましたが、みんなそれ程難しくはなかったという感想でした。
それ程難しくないと感じるのは
1.問題が選択式である。
2.100問で120分と1問あたり72秒で複雑な計算問題や難解な文章問題がない。
というような理由からではないでしょうか。
ITパスポートは実際にITを活用し業務を行う(SEやプロジェクトマネージャー)を対象としたものではなく、ITを利用して業務を行う社会人が基礎的な事項をそれなりに知識として持っているかを確認する試験という印象です。IT関連の仕事となると、ITストラテジストやスペシャ リスト系などより上位の試験が対象になるのだと思います。
ですので、IT系の企業に就職したりするのにITパスポート試験に合格したからといって優位にはならないと思います。
試験の内容も選択肢をみてどんな内容のことかをなんとなく思い出せる、わかる程度で十分解答できるような問題になっていました。
勉強時間はどれくらい?
正直もともとどれくらいITに関する知識がもともとあるのかで大分変ると思うのですが、参考書を1冊買って1~2回読んでいれば合格できるのではないかという印象です。
仕事をしながらでも1~2ヵ月あれば合格できると思います。
特に最近は宅内LANやNASを自分で運用したり、PCを自作したり、ゲーミングPCのためにスペックに詳しかったりとIT関係の知識が少しある人も増えているので、そのような人であれば、テクノロジ系の分野は概ねわかるでしょうからストラテジ系とマネジメント系を中心に勉強して1ヵ月程度で合格できると思います。
どうやって勉強する?
パソコンが苦手というような人はまず書店に行けばITパスポート試験の参考書が複数販売されていますので、手に取ってみて抵抗を感じにくい読みやすい本を一冊購入して気楽な気持ちで読み始めるのが良いと思います。
ちなみに私はカラーのほうが見やすいなという理由でTAC出版のニュースペックテキストにしました。
選択式ですので完全に内容を理解する必要はなく、問題を見たときにどんなことだったかなんとなく思い出せれば大丈夫です。
ITにもともと興味があり、それなりに知ってるという人は、過去問がウェブサイトに公開されていますので、過去問を解いてみてわからなかった分野だけ勉強するというでも良いかもしれません。
いずれにしてもCBT方式のテストで過去問の中から同じ問題が出題されるので一度見ていれば簡単に解答できますので、過去問は何回分か解いておくと合格しやすいでしょう。
平均の合格率は50%前後、さらに社会人だけでは60%前後の合格率と言われており、難易度はそれ程高くありません。
ITパスポート試験の内容は、これからの社会で知っておいて損はない知識だと思いますので、機会があればぜひ受験してみると良い試験だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。