PS5を購入したので、古いゲーム機を整理しようと思ったのですが、意外とPS3ってまだ使えるのではと思い、少しでも快適に使えるようにSSDに交換してみることにしました。
PS3はまだ現役?
PS3は2006年11月11日に発売されたゲーム機です。初期型の40GB、60GBモデルはPS1やPS2との互換性がありましたが、わが家のPS3は初期型ですが、残念ながら80GBモデルで互換性がありません。
しかし、PS3にはゲームアーカイブスというサービスがあります。ゲームアーカイブスはPS3、PSP、PS Vitaに対応したサービスでPS1、PS2、PCエンジンののタイトルを購入・ダウンロードして遊べます。
PS4やPS5には対応していません。対応機種の中で据置型のゲーム機はPS3だけです。しかもPS2タイトルを遊べるのはPS3だけです。
懐かしのゲームを大きな画面で楽しむことができるPS3はまだまだ現役だと思います。
なぜSSDに交換?
PS5の反応の早さ、ロード時間がほぼない状態に慣れるとPS3のもっさりした感じが少し気になる。とはいえ2006年発売のゲーム機なので、SATA2という古い規格でもちろんSSDの転送速度は十分に発揮できません。しかもPS3はSATA2でしたが、転送速度はSATA準拠で1.5Gbps(実効速度150MB/s)が上限のようです。
とはいえHDDでは実効速度150MB/sはでませんし、ランダムアクセスはSSDが圧倒的に早いので効果はあるはずということで交換することにしました。
SSDに交換
まずはPS3をバックアップ
FAT32にフォーマットしたUSBメモリまたは外付けストレージをPS3に接続します。
設定→本体設定→バックアップユーティリティー
と進みバックアップを実行します。
HDDをSSDに交換
PS3底面にある蓋を外しHDDを取り出します。
蓋が外れればネジが見えるので外します。
ネジを外して横にスライドすると浮き上がるので引き抜きます。
あとはネジ4本を外せばHDDがステーから取れるので、SSDと交換します。
あとは逆に戻せば交換は終わりです。
PS3システムを準備
USBメモリまたは外付けストレージにPS3システムソフトウェアを保存します(バックアップに使ったUSBメモリまたは外付けストレージをそのまま使って大丈夫です)。PS3システムソフトウェアは下の公式サイトからダウンロードできます。
引用元:PlayStation 公式サイト
https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps3/system-software/
USBメモリまたは外付けストレージに「PS3」というフォルダを作成し、その中に「UPDATE」というフォルダを作成してPS3システムソフトウェアを保存します。
PS3をリストア
あとはバックアップとPS3システムソフトウェアが入ったUSBメモリまたは外付けストレージをPS3に接続、DualShock3をUSB接続して電源を入れて画面の指示通りに進んでPS3が起動すれば、設定→本体設定→バックアップユーティリティーと進みリストア(復元)を行えば元通りの状態になります。
SSDにしてどうなの
HDDの時は全体的にもっさりしていた動きがすごく快適になりました。ゲームのロード時間もダウンロード版などゲームデータがSSDにインストールされるものはかなり早くなりました。体感的には半分くらいです。PS3自体の動きがもっさりしていて少しストレスでしたが、これでまだまだ現役でがんばれそうです。