MSI Center PROでバックアップ

MSI Center PROでは、システム情報の確認、パフォーマンスの設定、バックアップと復元など色々なことができます。

稀ですがWindowsがクラッシュしたりマルウェアの被害にあう可能性もありますので、バックアップは取っておくのが安全ですね。

MSI Center PROでは、MSI Recoveryでバックアップと復元を行うことができます。MSI Recoveryで実際にバックアップを取ってみました。

1.バックアップの作成

System Diagnosis→MSI Recoveryと進みます。「スタート」をクリックしてバックアップの作成を開始します。

WinPE環境でバックアップするため、確認のダイアログボックスが開くので「はい」をクリックします。

再起動すると、MSI Recoveryが立ち上がりますので、「Backup」をクリックします。

MSI Image Backupは、工場出荷時の設定に役立ちます。外付けディスクの容量が32GB以上であることを確認してください。今すぐ実行しますか?」と表示されるので、USBメモリや外付けストレージを接続し「Next」をクリックします。

表示されているストレージを選択し、「select」をクリックします。

バックアップ処理で外付けディスクがフォーマットされ、すべてのファイルが削除されます。続行しますか?と表示されるので、問題なければ「Yes」をクリックします。

一度始めた工程は中断できません。ブートディスクを作成しています。。。と表示されバックアップ処理が実行されるので終わるまで待ちます。

「Exit & Enter Windows」をクリックして、Windowsに戻ります。

以上でバックアップ終了です。

 

2.メニュー一覧

2-1.Home

2-1-1.System Info

インストールされているWindowsのバージョン、製品シリアル番号、主要ハードウェア、BIOSバージョンなどを確認できます。

 

2-1-2.Registration

MSIメンバーセンターの会員登録やログインができます。製品登録するには、製品のシリアル番号、納品書などの購入証明書などが必要です。

 

2-1-3.History

バックアップなどの履歴が確認できます。

 

2-2.Optimization

2-2-1.User Scenario

パフォーマンスやモニターの明るさなどの設定ができます。

ハイパフォーマンス:パフォーマンス重視の設定(電源接続が必要)

バランス:パフォーマンスとバッテリーの持ちのバランスをとった設定

サイレント:パフォーマンスを調整してファンの音を抑えた設定

Super Battery:バッテリーの持ちを重視した設定

 

2-2-2.Battery Optimizer

充電モードを設定できます。

通常は、「AI Charger」を選択しておけば無難だと思います。外に持ち出すことがない人などはバッテリーの劣化を極力抑えるために「バッテリに最良」を選択しておくのが良いと思います。

 

2-2-3.Smart Priority

アプリケーションの優先順位を調整できます。

 

2-2-4.Other Optimizer

SSDの使用状況や健康状態を確認できます。

 

2-3.System Diagnosis

2-3-1.Performance Analysis

パフォーマンスの分析や診断ができます。

 

2-3-2.System Analysis

バイス使用状況の分析や診断ができます。


2-3-3.One-click Optimization

キャッシュの削除やメモリの解放ができます。

 

2-3-4.System Restoration

システムの復元ポイントを作成できます。

 

2-3-5.MSI Recovery

バックアップやレストアができます。詳細は1.バックアップの作成を見てください。

 

2-4.サポート

2-4-1.Hardware Diagnosis

タッチパッドやキーボードなどの診断ができます。

 

2-4-2.Trouble Shooting

アフターサービスに関する情報です。

 

2-4-3.Live Update

アプリケーションなどのアップデートができます。

 

2-4-4.Forum & Channel

問い合わせ先や修理センターの確認ができます。

 

2-4-5.Contact Us

問い合わせや修理センター拠点確認などができます。

 

2-5.設定

2-5-1.General Settings

Windows キー:キーボードの「Windows」キーの有効・無効の切り替えができます。
・ Switch キー:「Windows」キーと「Fn」キーの機能を入れ替えます。
WebCamWebカメラの有効・無効切り替えができます。
HDRHDRビデオのストリーミングの有効・無効切り替えができます。

 

2-5-2.About

スタートアップの設定やMSI Center PROなどのバージョン確認ができます。

 

MSI Center PROは、毎日使うものではありませんが、使ったことがない人は最適な設定がになっているか確認したり、バックアップを取っておいたりしてみてください。